今回お話するのは
催眠音声とASMRの違い
です。
ASMRや環境音や催眠音声という単語を使いまくると、ゲシュタルト崩壊してきました・・・・。
催眠音声とASMRの違い

ASMRは「音で気持ちよくなる」といった感じです。
- 耳かきの音
- 石鹸を削る音
- 雨音
- 焚き火の音
など、基本的に「同じ音をループ」するだけで成り立つのがASMRだったりします。
つまり、何もしなくても「気分がいい」「気持ちがいい」といったことになります。
それに対して「催眠音声」は「ASMR」の一部に入っていると考えています。
ただし、「催眠音声」は「催眠」されて、その通りに気持ちよくなることです。
つまり、「~~に支持されてやらされている気分に陥れる」といった部分が強いと言えます。
- ASMR: 何もしなくても気持ちがいい
- 催眠音声: 最初に催眠を受けて、そこから催眠によって常に気持ちよくなる
管理人的にはこんな違いがこの2つにはあります。
催眠音声は常に催眠される必要がある

催眠者は一度催眠を始めたら最後まで必ずやり遂げなければならない
というルールがあり、催眠音声の作品は基本最初に「催眠」を受けます。
この催眠を受けることで「ある音やあるタイミングで気持ちよくなる」となります。
つまり、
- 「あなたは何かをすることで気持ちよくなる」
- 「あなたは私の催眠通りに動き、気持ちよくなる」
- 「だんだんと気持ちよくな~る」
といった感じで、催眠を受けます。
「催眠を受け続けて、最後に解除される音声作品」は「催眠音声作品」と考えてもいいでしょう。
催眠音声と催眠風ボイスドラマ

そして、面白い話がありました。
この以下のサイト内で通用する基準らしいですが、私も同じ意見となります。
当サイトでは催眠音声のレビューの総評部分において
「この作品は催眠風ボイスドラマです」と言うことがしばしばあります。
でも「催眠音声と催眠風ボイスドラマって何が違うの?」と思っている方もいるでしょう。
そこで今回は私が何を基準にこれらを分類しているかについて説明します。といってもそもそも明確な基準自体がまだ設けられていないはずなので
あくまで当サイト内でのみ通用する基準と思ってください。
ポイントはどれだけ催眠を行い続けているか
結論から言いますと、当サイトでは
作品内で一定の時間及び割合で催眠者が催眠を放棄している催眠音声を
催眠風ボイスドラマと呼んでいます。もう少し具体的に言うと、催眠導入を行った後に
同人音声のように暗示無しで普通にエッチする作品は催眠風ボイスドラマです。
あと途中でメインの語り手が交代する作品もそうだと私は考えています。これは催眠には
「催眠者は一度催眠を始めたら最後まで必ずやり遂げなければならない」
というとっても大切なルールがあるからです。
だから催眠を途中で放棄する行為自体が現実の催眠ではまずありえません。
(途中でお姉さんが話すのをやめて無音になるシーンのある作品もありますが
それは沈黙法という立派な催眠法で催眠状態を深めるために行います)例えば病院で手術を受けている最中に担当医が途中で投げ出すことはありませんよね?
催眠は時間が経つにつれて解除されていくのでそこまで深刻ではないのですが
精神面での治療を施すわけですから当然最後までやり通す必要があります。語り手の交代については催眠者と聴き手の信頼関係を壊す要因になります。
催眠にとって両者の信頼関係(ラポール)は最も大切なものであり
催眠者はこれを極力損なわないように注意しながら催眠を進めます。聴き手目線で考えてもいきなり登場したお姉さんに「言うことをきいてね」と言われても
普通はすんなり従えないでしょう。
意識が許容しても無意識が拒絶します。細かい点を挙げていくときりがないのでこれくらいにしておきますが
当サイトで催眠風ボイスドラマとして紹介している作品のほとんどが
何らかの形で催眠を途中で、もしくは一部で止めています。
逆にドラマ性があってもきちんと催眠を行い続けている作品は催眠音声と呼んでいます。具体的にどれくらいの時間/割合かについては作品によってまちまちです。
http://doonroom.blog.jp/archives/32142172.html
現代催眠のように普通に会話をしているようで実は催眠を施している作品もありますし
催眠を意識していなくても効果的と思えるセリフを言う作品も存在します。
(そもそも現代催眠を仕掛けてくるサークルさんは一握りですし
彼らは絶対に催眠を途中で止めないので催眠風ボイスドラマにはまずなりませんけど)
世の中の音声作品のほとんどはこの「催眠風ボイスドラマ」に属するといえるでしょう。
耳かきはASMRか催眠音声か?

世の中に出ている耳かきは基本的には催眠音声ではありません。
もし「耳かきの音で気持ちよくなるようにする」といった暗示を常に受け続けると催眠音声となります。
ですが、途中で耳かきを辞めてしまい、いきなりHに突入したりすると催眠音声ではなくなります。
その点で耳かきの催眠音声作品を探すぐらいなら、純粋に耳かきのASMR動画作品を聞いた方が気持ちいいと思います。
まとめ: 催眠音声とASMRの違い

今回は催眠音声とASMRとの違いやその他のお話をさせていただきました。
という訳で今回のまとめ
- 催眠音声はASMRの中の一部
- ASMRは「何もしなくても気持ちがいい」
- 催眠音声は「催眠を受けてから気持ちがよくなる」
- 「催眠を最初から最後まで続ける」ことが必要
- 「催眠風ボイスドラマ」と「催眠音声」に分けれる
- 「催眠を途中で辞めてHを行ったりする」作品を「催眠風ボイスドラマ」という
- 「耳かき」や「環境音」は催眠音声になりにくい
- 催眠を最後までやり抜けば、ドラマ性があっても「催眠音声」となりえる
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